7
スポンサーリンク

「子どもが野球を始めたいけど、グローブの選び方が分からない…」
野球経験のないご両親から、こんな声をよく聞きます。特に年長さんや小学校低学年のグローブ選びは、大人用とは全く異なるポイントがあります。

この記事では、失敗しないグローブ選びの方法を、価格帯や購入場所まで具体的に解説します。

年長・小学生低学年のグローブ選び、最重要ポイント

1. 握力が弱い子どもには「型付けサービス」が必須

年長さんや小学1〜2年生は、まだ握力が非常に弱い状態です。新品のグローブは革が硬く、子どもの力では閉じることすらできません。

✓ 必ず「型付け」のあるショップで購入しましょう

型付けとは、グローブを使いやすい状態に加工するサービスです:

  • スチーム加工:高温の蒸気で革を柔らかくする
  • 湯もみ加工:お湯でグローブを揉みほぐす
  • 子どもの手に馴染む柔らかさに調整
  • ボールをキャッチしやすいポケット形成

2. 価格帯の選び方:安すぎるグローブは避けるべき理由

近年、グローブの価格が高騰しています。しかし、ここで注意したいのが「安ければいい」という考え方は間違いだということです。

⚠️ 5,000円前後の格安グローブはおすすめしません

格安グローブは革質が悪く、すぐに型崩れしたり破れたりする可能性があります。結果的に買い直しが必要になり、かえって高くつくケースも。

推奨価格帯:13,000円前後のグローブ

この価格帯であれば:

  • 適度な革質で長持ちする
  • 型付け後の使いやすさが段違い
  • 小学3年生まで使用可能
  • メルカリなどで売却時も価値が残る

3. 長期的視点:1年生の3学期には完璧に馴染む

小学1年生になったばかりの時期は、グローブが少し硬く感じるかもしれません。しかし、3学期を迎える頃にはしっかりと馴染み、使いやすくなります。

だからこそ、最初からしっかりとしたグローブを選ぶことが重要なのです。

グローブ選びで失敗しないための具体的なステップ

ステップ1:型付けサービスのある専門店を探す

  • スポーツ用品専門店(ゼビオ、アルペンなど大手チェーン)
  • 野球用品専門店(地域の老舗店がおすすめ)
  • オンラインショップ(型付けサービス付きを選ぶ)

ステップ2:予算を13,000円前後に設定

人気メーカーの年長・低学年向けモデルがこの価格帯に集中しています:

  • ミズノ:グローバルエリートRG
  • SSK:スーパーソフト
  • ゼット:グランドヒーローシリーズ
  • アシックス:スターシャイン

ステップ3:子どもと一緒に試着する

できれば実店舗で:

  • 実際に手にはめてみる
  • グーパーの動作ができるか確認
  • 重さが適切か(250g前後が目安)
  • デザインを子どもに選ばせる(モチベーション向上)

ステップ4:ポケットの深いグローブを選ぶ

年長さんや小学生低学年のうちは、「ポケット(土手)」が深めのグローブを選ぶことがとても重要です。

ポケットとは、親指と小指の付け根部分(グローブの下側)のこと。この部分が深いと、ボールをしっかり受け止めやすくなります。

なぜポケットが深い方がいいのか?

低学年の子どもは、

  • ボールを正確に芯で捕るのがまだ難しい
  • キャッチ時にボールが手前で弾きやすい
  • 握力が弱く、閉じ切れないことが多い

といった特徴があります。

ポケットが浅いグローブだと、
ボールが前にこぼれやすく「捕れたと思ったら落ちる」という失敗が頻発します。

一方、ポケットが深いグローブなら、

  • ボールを「包み込む」ように捕れる
  • 捕球時のミスが減り、自信につながる
  • キャッチ成功体験が増え、野球が楽しくなる

という大きなメリットがあります。

見分け方のポイント

実店舗で選ぶ場合は、店員さんに
「低学年向けで、ポケット(土手)が深めのモデルはどれですか?」
と聞くのが一番確実です。

見た目では、

  • グローブの下側がしっかり厚みがある
  • ポケットが自然と深く見える

といった点をチェックしましょう。

👉 低学年のうちは「操作性」よりも「捕りやすさ優先」
これがグローブ選びで失敗しない大切な考え方です。

スポンサーリンク

野球経験のない親御さんからよくある質問

Q1. オンラインと実店舗、どちらで買うべき?

A. 初めてのグローブは実店舗での購入がおすすめです。店員さんに相談しながら、子どもに合ったサイズや型付けの度合いを選べます。2個目以降はオンラインでも良いでしょう。

Q2. 型付けにかかる日数は?

A. 店舗によりますが、即日〜1週間程度が一般的です。野球開始の2週間前には購入することをおすすめします。

Q3. 利き手と逆の手用を買うって本当?

A. はい。右利きの子は左手用(左投げ用)を購入します。グローブをはめていない方の手でボールを投げるためです。店員さんに確認すれば間違いありません。

Q4. 5,000円のグローブじゃダメですか?

A. 短期間だけ試したい場合は良いかもしれませんが、本格的に続けるなら13,000円クラスを強く推奨します。革質の差が使いやすさに直結します。

Q5. 中古のグローブでも大丈夫?

A. 他の子どもの手の形に型がついているため、あまりおすすめしません。新品を型付けして、お子さん専用の形に育てるのがベストです。

まとめ:年長・小学生低学年のグローブ選び3つの鉄則

  1. 型付けサービス(スチーム・湯もみ)のあるショップで購入
    → 握力の弱い子どもでも使いやすくなる
  2. 予算は13,000円前後に設定
    → 5,000円の格安品は避け、長く使える品質を選ぶ
  3. 3学期には完全に馴染むことを見越して選ぶ
    → 最初から質の良いグローブで正しい技術を身につける

野球経験のない親御さんにとって、グローブ選びは確かに難しいものです。しかし、適切な価格帯で、型付けをしっかり行えば、お子さんの野球人生を支える最高の相棒になります。

この記事の内容を参考に、ぜひお子さんにピッタリのグローブを見つけてあげてください!

ポケットの深い少年グローブ(アフィリエイト)

タイシークラフト

タイシークラフトの少年野球用グローブは、低学年でも「捕れる」ことを最優先に設計された国産クラフト系グローブです。最大の特長は、最初から使いやすい柔らかさと、土手が深く設計された安定したポケット。握力の弱い年長・低学年の子どもでも、ボールを包み込むように捕球できます。職人による丁寧な型付け前提の設計で、購入直後から実戦投入しやすい点も魅力。量産品にはないフィット感と捕球の安心感を求める家庭におすすめの一本です。

ATOMS(アトムズ)少年用(ジュニアカスタム)

ATOMSの少年用ジュニアカスタムは、土手とポケットを深く作れる設計が特長の本格派グローブです。革質が柔らかく、型付け次第で低学年でもボールを包み込むように捕球できます。量産品にはないフィット感があり、「最初から捕れる」成功体験を重視したい家庭におすすめ。野球を長く続けたい子どもの1本目として安心して選べるモデルです。

Mizuno「セレクトナイン Soft Plus(少年)」

ミズノのセレクトナインSoft Plusは、柔らかい革質と安定した品質が特長の少年用グローブです。新品でも比較的使いやすく、型付け後は低学年でも自然に開閉できます。ポケットは標準〜やや深めで、初心者が基礎を身につけるのに最適。ブランドの信頼感を重視する家庭におすすめです。

WILSON「D-MAX DUAL J(少年)」

WILSON D-MAX DUAL Jは、捕球面が広く、ポケットが作りやすい設計が特長の少年用モデルです。ボールを面で受けやすく、ミスを減らしやすい構造のため、野球を始めたばかりの低学年に向いています。デザイン性も高く、子どものモチベーションアップにもつながるグローブです。

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事