〜測り方・考え方・学年別の選び方〜
少年野球でバットを選ぶとき、多くの人がまず気にするのは
「長さ」や「重さ」ではないでしょうか。
しかし、実際にスイングの感覚や安定感に大きく影響するのは
バットの「バランス」です。
この記事では、
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バットのバランスとは何か
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自宅でできる簡単なバランスの測り方
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なぜ3年生前後からバランスを揃えた方がいいのか
を、少年野球向けにわかりやすく解説します。

記事の目次
バットの「バランス」とは何か?
バットのバランスとは、簡単に言うと
「どこに重さが集まっているか」 ということです。
同じ長さ・同じ重さのバットでも、
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ヘッド側が重たいバット
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グリップ寄りに重さがあるバット
では、振り心地はまったく変わります。
主なバットバランスの種類
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トップバランス:ヘッドが重く、遠心力が出やすい
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ミドルバランス:全体が均等で扱いやすい
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カウンターバランス:手元が重く、操作性が高い
少年野球では、
どのタイプが良いかより「一貫性」が大切になります。
自宅でできるバットのバランスの測り方
専門的な器具は必要ありません。
自宅で簡単に確認できます。
手で測る一番シンプルな方法
- バットを横向きに持つ
- 指(人差し指や手のひら)をバットの下に当てる
- バットが水平に保てる位置を探す
このとき、
- バットが自然に止まる位置
→ そこがバットの支点(重心)
になります。
見るべきポイント
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グリップからどれくらい離れているか
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今使っているバット同士で位置が近いか
これを比べるだけで、
「振り心地が似ているかどうか」がかなり分かります。
なぜバランスが違うと振りにくくなるのか
子どもは、大人が思っている以上に
感覚でスイングを覚えています。
バットのバランスが変わると、
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タイミングが微妙にズレる
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ヘッドの出方が変わる
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インパクト位置が安定しない
といったことが起こります。
特にスイングが固まり始める時期では、
この「微妙な違い」がミスにつながりやすくなります。
スイングが固まる「3年生前後」からが重要
多くの子どもは、
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低学年:その都度感覚を合わせられる
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中学年(3年生前後):フォームが固まり始める
という流れをたどります。
この時期になると、
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毎回違うバランスのバット
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練習と試合で全然違う振り心地
だと、せっかく固まりかけたスイングが安定しません。
そのため、
3年生前後からは
なるべくバットのバランスを統一する
ことが、失敗しないための大きなポイントになります。
バランスを統一するメリット
振り心地が変わらない
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素振り
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ティー
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フリーバッティング
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試合
すべてで感覚が近くなります。
タイミングが安定する
バランスが同じだと、
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「いつ振り出すか」
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「どこで当たるか」
が安定し、ミスが減ります。
成長に合わせた微調整がしやすい
長さや重さを変えるときも、
バランスが近いものを選べば違和感が出にくいです。
重さより「バランス優先」で考える
よくある失敗が、
重さは合っているのに、
振りにくそうにしている
というケースです。
これは多くの場合、
バットのバランスが合っていないことが原因です。
少年野球では、
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バランスが近いか
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その上で重さ・長さが合っているか
この順番で考えると失敗しにくくなります。
まとめ
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バットのバランスは「重心の位置」
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指一本で簡単に測ることができる
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3年生前後からはバランスの統一が重要
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振り心地が変わらないことでミスが減る
バット選びは「高い・新しい」よりも、
「今のスイングに合っているか」が一番大切です。
重さや長さだけでなく、
ぜひ一度「バランス」にも目を向けてみてください。



















