学童野球(JSBB 登録チーム)で 監督・コーチとしてベンチ入りするには「指導者資格」が必要 です。
所属する連盟によって細かいルールは異なりますが、JSBB(全日本軟式野球連盟)が 「公認学童コーチ」資格の義務化 を進めています。

記事の目次
監督・コーチに資格が必要な理由
2024 年シーズンより、学童部のチームにおいては 指導者資格の保有が義務付け られています。
必須となるのは以下のいずれかの資格です:
✔ JSBB 公認学童コーチ
✔ JSPO 公認コーチ 1(軟式野球)
✔ JSPO 公認コーチ 3(軟式野球)
✔ JSPO 公認スタートコーチ(ジュニア・ユース)
✔ JSPO スポーツコーチングリーダー
✔ BFJ 公認野球指導者 基礎 I U12(U-12)
※いずれか保有していれば、資格条件を満たします。
監督本人が資格を持っていない場合でも、
チーム内に資格保有者が 1 人いれば OK というルールが設けられています。
「JSBB 公認学童コーチ」とは?
JSBB 公認学童コーチ は、全日本軟式野球連盟が認定する学童野球向けの指導者資格です。
学童野球の現場で必要とされる野球指導の基本だけでなく、選手の安全管理やスポーツマンシップについて学ぶための資格です。
この資格は、チームの監督・コーチとして活動する際によく使われる資格のひとつで、特に JSBB に登録しているチームでは 最も一般的な選択肢 です。
資格の取得方法(オンライン/E ラーニング)
JSBB 公認学童コーチは e ラーニング(オンライン講習) で取得できます。
学習内容はオンラインで進められ、テストも オンラインで受験可能 です。
eラーニングの特徴
✔ 年 2 回の認定日(4 月 1 日 / 10 月 1 日)がある
✔ 受講料(例):4,000 円(税込)程度
✔ 登録料(4 年間):2,000 円(税込)
✔ カリキュラム例:
– スポーツマンシップ
– コーチングとティーチングの違い
– 体罰・暴力防止と安全管理
– リスクマネジメント など
※資格の有効期限は 4 年間で、更新研修による再取得が必要です。
合格率・試験について
オンライン講習・テストは自分のペースで進められます。
テストは 正答率 100% が合格ライン ですが、再受験ができるため、根気強く取り組めば合格できる内容です(30 日間以内に完了すれば OK)。
資格認定・登録の流れ
- PlayBB-members に登録
- 指導者講習(e ラーニング)を受講
- テスト修了 → 認定日を迎える(4/1 または 10/1)
- 認定後に資格を登録(2 ヶ月以内)
- チーム登録時に資格情報が反映される
※認定日や登録期間は公式の案内に従って申請してください。
有効期限と更新について
資格は 4 年ごとに更新 が必要です。
更新も e ラーニング形式の研修(リフレッシュ研修)が用意されていて、期間内に受講することで更新できます。
ほかの資格との関係
JSBB 公認学童コーチは、JSPO / BFJ などの資格制度とも連携しています。
JSPO 公認コーチや BFJ 公認野球指導者資格を持っている場合、学童コーチ資格と同等に扱われるケースもあります。
まとめ:学童野球で指導者を目指すあなたへ
✔ JSBB 公認学童コーチは、学童野球チームで監督・コーチを務めるために重要な資格です。
✔ e ラーニングで取得でき、ペースに合わせて進められます。
✔ 資格は 4 年有効・更新制度あり。
✔ チーム内に 1 人でも資格保持者がいれば OK です。
学童野球の現場で安心して指導できるよう、資格をしっかり押さえておきましょう!


















