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少年野球や中学生の軟式野球で、保護者や指導者からよく聞く質問があります。

「バットスピードを上げたいなら、重いバットと軽いバット、どっちを振らせた方がいいの?」

結論から言うと、バットスピードそのものが速くなるのは軽いバットです。
ただし、だからといって重いバットが不要というわけではありません。

この記事では、

  • なぜ軽いバットの方が速く振れるのか

  • 重いバットの役割

  • 少年野球でおすすめの使い分け

をわかりやすく解説します。

結論:軽いバットを振ることで、普段使っているバットのスピードも速くなる

「軽いバットの方が速く振れる」という話はよく聞きますが、
本当に伝えたいポイントはそこではありません。

重要なのは、

軽いバットを速く振ることで、
体と筋肉が“速く振る動き”を覚え、
その結果、普段使っているバットのスピードも上がっていく

という考え方です。

軽いバットは“速く振る感覚”を体に覚えさせる道具

人の体や筋肉は、
「どれくらいの速さで動くか」 を繰り返しの動作によって学習します。

軽いバットを使うと、

スイングを最後まで一気に加速できる

無理なく高いスピードで振り切れる

フィニッシュまでスムーズに動ける

このとき、
神経と筋肉が「この速さで振るのが普通」と認識します。

これが、いわゆる
スピードトレーニング(オーバースピードトレーニング)
と呼ばれる考え方です。

なぜ普段のバットでもスピードが上がるのか

軽いバットで速いスイングを繰り返すと、

脳が「これくらいの速さで振れる」と覚える
神経の伝達スピードが上がる
スイング動作全体がスムーズになる

その結果、
少し重い、普段使っているバットを持った時でも
無意識にスイングスピードが引き上げられる
という現象が起こります。

これは筋力が一気に上がったわけではなく、
動きのスピードそのものが最適化された結果です。

軽いバットのメリットと注意点

軽いバットのメリット

  • バットスピードが出やすい
  • 振り抜きが良く、スイングが鋭く見える
  • 試合で結果が出やすい

一方で、
注意点

  • 手だけでも振れてしまう
  • 体の使い方が身につきにくい場合がある

特に小学生低学年〜中学年では、
軽すぎるバットだけを使い続けると「手打ち」になりやすい点には注意が必要です。

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少年野球でおすすめの使い分け

多くのチームや指導者が実践している、失敗しにくい考え方はこちらです。

✔ 試合(公式戦・練習試合)

  • 少し軽めで振り抜きやすいバット

  • バットスピードを出しやすいモデル

✔ 練習(素振り・ティー・フリーバッティング)

  • 少し重めのバット

  • 木製バットや重めの金属バット

この使い分けによって、

  • 練習で体の使い方を作る

  • 試合でスピードと結果を出す

という理想的な流れを作ることができます。

よくある勘違いを整理

❌ 重いバットを振れば、そのままバットスピードが上がる
⭕ 重いバットで「正しく振れる体」を作ると、軽いバットでスピードが出る

この順番を間違えないことが大切です。

中学・その先を見据えるなら

中学生になると、

  • 金属バットが中心になる

  • 高校・硬式ではさらに振る力が必要になる

ため、小学生のうちから
重いバットで体を使う感覚を覚えておくことは、将来的に大きな武器になります。

一方で、
「試合で打てない」「自信をなくす」ようでは本末転倒なので、
実戦では振り抜けるバットを使う判断も大切です。

まとめ

  • バットスピードが速くなるのは 軽いバット

  • 重いバットは 体の使い方を身につけるための練習用

  • 少年野球では 試合と練習で使い分けるのがベスト

正解はひとつではありません。
子どもの体格、学年、野球経験に合わせて、今の段階に合った選択をしていきましょう。

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