7
スポンサーリンク

はじめに|「ウレタンバット禁止」は他人事ではありません

少年野球(学童野球)をしていると、
「このバット、いつまで使えるの?」
「買ったばかりなのに無駄にならない?」
と不安になる保護者の方も多いのではないでしょうか。

実は、2025年・2029年に段階的なバット規制が始まっており、
これまで主流だったウレタン(複合)バットは将来的に使用できなくなります。

この記事では、

  • 2025年に何が禁止されたのか
  • 2029年から何が全面禁止になるのか
  • 少年野球では今後どんなバットを選べばいいのか

を、公式情報をもとに分かりやすく解説します。

結論|ウレタンバットは「段階的に使えなくなる」

まず結論からまとめます。

  • 2025年:学童部で「一般用ウレタンバット」が使用禁止
  • 2026〜2028年:移行期間(少年用ウレタンは使用可)
  • 2029年:学童・少年ともにウレタンバット全面禁止

つまり、
👉 少年用ウレタンバットも「2029年までの寿命」
という認識が重要です。

スポンサーリンク

【2025年】学童野球で何が禁止されたのか?

一般用ウレタンバットが使用禁止に

2025年から、全日本軟式野球連盟(JSBB)学童部では、

一般用(中学生〜大人用)の複合バット
(打球部にウレタン・スポンジなどの弾性体を使用)

の使用が禁止されました。

対象になるバットの代表例

  • ミズノ「ビヨンドマックス」シリーズ(一般用)
  • 高反発を売りにした大人用ウレタンバット

これは安全対策が目的で、
小学生が使うには打球速度が速すぎるためです。

2025年時点で「使えるバット」

  • 少年用(小学生用)の複合バット
  • 金属製バット
  • カーボン製バット
  • JSBBマーク付きの非ウレタン複合バット

👉 「ウレタン=全部NG」ではない点に注意してください。


【2029年】少年野球のウレタンバットは全面禁止へ

2029年シーズンからの新ルール

JSBBの通知によると、2029年(令和11年)シーズンから

学童(小学生)・少年(中学生)において
外表面にウレタン・スポンジ等の弾性体を取り付けたバット
の使用を禁止

https://jsbb.or.jp/news/date/2025/3096.html

と明確に示されています。

移行期間について

  • 2026年〜2028年:移行期間
  • ただし学童は引き続き「一般用ウレタン」は使用不可
  • 2029年以降は 少年用ウレタンも完全NG

規制対象外

  • 一般(大人)は規制対象外

なぜウレタンバットは禁止されるのか?

理由はシンプルで、選手の安全確保です。

  • 打球速度が速くなりすぎる
  • ピッチャーや内野手への危険性が高まる
  • 技術差より「道具差」が大きくなる

少年野球本来の目的である
👉 技術習得・安全性・公平性
を重視する流れと言えます。


今後、少年野球で選ぶべきバットは?

おすすめは「ウレタンに依存しないバット」

2025年以降は、

  • 金属バット
  • カーボンバット
  • 非ウレタン複合バット

が主流になります。

特に、

  • 正確にミートできる
  • 振り抜きやすい
  • 長く使える

という点で、基礎作りには金属・カーボンが有利です。


【保護者向け】これからのバット購入で注意すること

✔ 今買うなら「2029年以降も使えるか」

少年用ウレタンバットは、
あと数年で確実に使えなくなります。

「今だけ飛べばいい」よりも、
長く使えるモデルかを重視しましょう。

✔ チーム・大会ルールの確認

大会や連盟によっては、
公式規則より早く制限されるケースもあります。


よくある質問(FAQ)

Q. 今持っている少年用ウレタンバットはいつまで使える?

A. 原則として 2028年シーズンまで 使用可能です。

Q. 2026〜2028年は完全に自由?

A. 移行期間ですが、学童は引き続き一般用ウレタンは禁止です。

Q. 買い替えはいつがベスト?

A. 小学低学年なら「非ウレタン」へ早めに切り替えるのがおすすめです。


まとめ|「飛ぶバット」から「育てるバット」へ

  • 2025年:一般用ウレタンバット禁止
  • 2029年:少年野球のウレタンバット全面禁止
  • 今後は 安全性・技術重視の流れ が加速

少年野球は「勝つための道具」より、
成長するための環境が大切です。

バット選びも、その一部として考えていきましょう。

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事