マルイカ(ケンサキイカ)は、日本でとても人気のある釣り対象の一つです。その美味しさから、釣りファンの間で強い人気を誇っています。
マルイカ釣りは多様な仕掛けを使うことで、その日その場所に適した方法で楽しむことができるのが特徴です。イカ釣りはシーズンごとに最適な仕掛けや釣り方が異なるため、何度釣りに出かけても新鮮な楽しさを味わうことができます。
マルイカの仕掛けはスッテと言われるルアーを5個ぐらい並べて釣るんですがその仕掛けが高い。
仕掛けを自作すると一個いくらぐらいで出来るのか?備忘録も含めて検証してみます。
仕掛けの作り方は先人達が作ってもらえているので価格検証に力を入れていきたいと思います。
マルイカとは?
ケンサキイカ(剣先烏賊、Uroteuthis edulis)はヤリイカ科に属するイカの一種。 日本各地、主に日本海から東シナ海にかけて漁獲されている。アカイカ・シロイカ・マルイカ等の地方名がある。また、体長が40cm以上の個体は、別名「弁慶イカ」とも呼ばれる。 いわゆるケンサキイカ
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ケンサキイカの関東地方での呼び方がマルイカとなり地方ごとに色々な呼び方があるので少しややこしいんです。
マルイカ仕掛けに必要な物
イカ仕掛けを自作するためには、いくつかの必要なアイテムがあります。まず、フロロハリスの4号が必要です。これは耐久性があり、イカ釣りに最適な素材です。
次に、ハードビーズを使用します。このビーズは仕掛けの安定性を高める役割があります。続いて、イカフックかスイベルを用意します。スイベル付きのイカスナップを使用すると、更に便利です。最後に、お好みのスッテを必要な数量だけ準備しましょう。
仕掛けで使用するフロロライン4号の価格検証
仕掛けの軸となるフロロラインの選定です。ラインは仕掛けをロストしないためにも知名度の高いラインを推奨します。
各社、ラインを出しているので100m単位での比較をしていきたいと思います。
なぜフロロ?という事ですがよく比べられるとナイロンラインとメリット・デメリットを比較するとおのずとフロロライン一択になります。
フロロラインのメリット・デメリット
メリット・フロロラインの大きな利点の一つが高い耐摩耗性です。岩場や障害物が多い場所での使用に適しています。
メリット・フロロラインの視認性の低さも大きな利点です。水中での視認性が低いため、魚に気づかれにくく、警戒心を持たれにくい特性があります。
メリット・フロロラインは沈みやすいという特徴も持っています。ラインが水中でしっかりと安定し、ターゲットにアプローチしやすくなります。
デメリット・硬めの特性ゆえに扱いにくい点です。特にキャスティングの際には、初心者には難しいと感じるかもしれません。
デメリット・硬めの特性ゆえに扱いにくい点です。特にキャスティングの際には、初心者には難しいと感じるかもしれません。
ナイロンラインのメリット・デメリット
メリット・ナイロンラインは伸縮性が高く、非常に柔軟で扱いやすいです。釣り上げるときの衝撃を吸収できるため、魚がかかった時のバラスのリスクを軽減します。
メリット・ナイロンラインには浮力があるため、浮釣りに最適です。特定の種類の魚をターゲットにする際や、特定のテクニックを使用する際に役立ちます。
デメリット・耐摩耗性が低いため、岩や障害物が多い場所での釣りには向いていません。また、ナイロンラインは紫外線に弱いという特徴もあります。長期間使用することで、紫外線による劣化が進み、ラインがもろくなってしまいます。そのため、定期的な交換や保存方法に注意が必要です。
フロロライン・ナイロンラインの総括
フロロラインはその高い耐摩耗性、低視認性、そして沈みやすい性質から、マルイカ釣りのシチュエーションでの有用性が高いラインです。
クレハ シーガー 150(150m) 4号
シーガーからですが私がメインで使用しているラインです。
150mでの販売ですので100mでの計算ですと800円と結構安い!
https://search.kakaku.com/%20%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%204%E5%8F%B7%E3%80%80150m%E3%80%80%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%AD/?sort=priceb
DUEL H.D.カーボン 船ハリス
価格ドットコムで見ますと100mあたり1,014円で販売。
マルイカ以外にもこのラインを使う事が多いですがやはり安いですね。
https://search.kakaku.com/DUEL%20H.D.%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%B3%20%E8%88%B9%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%80%80%E3%80%804%E5%8F%B7/?sort=priceb&act=Input
ダイワ Dフロン船ハリス
ちょっとお高めの1,239円。
調べてみてわかったのですがダイワ製のマルイカ仕掛けにもこのラインを使用しているようです。
どおりで高い訳だ…。
https://search.kakaku.com/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%AF%20D%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%B3%E8%88%B9%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%80%804%E5%8F%B7/?sort=priceb&act=Input
おすすめの「DUEL魚に見えないピンクフロロ」
見えないのかどうかは魚自身になってみないと思いますが研究に研究を重ねて魚からは見えないというラインが開発され釣り人の私としても見えないという暗示にかかり釣れております。
本当に気分というのは大切なのでお魚(イカ)釣りで疑心にならないように使っております。
ちなみにこちらは100mで1,964円。
https://search.kakaku.com/DUEL%E9%AD%9A%E3%81%AB%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%AD%E3%80%804%E5%8F%B7/?sort=priceb&act=Input
紹介したラインの比較表
ライン名 | シーガー | 船ハリス | ダイワ |
100mあたりの値段 | 800円 | 1,014円 | 1,239円 |
コスパ順位 | 1位 | 2位 | 3位 |
ハードビーズの価格検証
ビーズは、主に抜け防止のための重要な役割を果たします。
抜け防止のためには、ビーズを適切に選び、しっかりと結ぶことが肝心です。
百均のビーズなどはおすすめしません。
マルイカはシーズン始めは7.80mの深さになり百均ビーズですと耐久性が脆いので最悪の場合に仕掛けロストに繋がります。
スッテが1個350円×5個でスッテだけでも1,750円の損になってしまいますので必ず釣り用のビーズを選んでいきましょう。
JOKER 万能ビーズ 玉三郎
マルイカフリークならスッテのメーカーで聞いた事はあるはずです。
50個入りで300円と格安。
1個あたり6円とめちゃくちゃ安い!
https://joker-ec.site/c-item-list?category_id=30&parent_category_id=1
マルイカストッパービーズ
TOHOから販売しているマルイカストッパービーズが50個入りで290円。
JOKERでも安いと思いましたが上をいくとは…。おそるべしTOHO…。
1個あたり5.8円と超格安。
https://t-tamaya.net/?pid=175491214
YAMASHITA マルイカ直結ビーズZK
大手釣具メーカーのYAMASHITAより販売しているマルイカ専用のビーズ。
15個入りで246円なので少し高め。
1個あたり16.4円となりますが信頼のあるメーカーさんなのでこれからも開発・販売と頑張ってほしいですね。
https://www.tsurikichi-shop.com/product/13212
紹介したビーズの比較
名前 | 万能ビーズ | ストッパービーズ | YAMASHITA |
1個あたりの値段 | 6円 | 5.8円 | 16.4円 |
コスパ順位 | 2位 | 1位 | 3位 |
イカフックの価格比較
スッテを取り付けるサルカンなのですがここのイカフックは回転するスイベルが付いているイカフックの紹介になります。
スイベルがないとラインがヨレヨレで大変です。
JOKER スッテフック
マルイカフリークを虜にするJOKERからスナップ。スッテを購入したついでに購入できるのは良いですね。15個入り270円という値段。
1個あたり18円。
https://joker-ec.site/c-item-list?category_id=16&parent_category_id=1
YAMASHITA YSスナップRS
安心・信頼のYAMASHITAですね。
10個入りで431円となります。1個あたり43.1円となります。
https://shopping.yahoo.co.jp/products/z4388glvdp
ダイワ 快適イカフックS SV徳用
釣り界のパイオニアでもあり最大手のダイワ。
30個1,962円で販売しております。
1個あたり65.4円となります。
https://item.rakuten.co.jp/point-eastjapan/4960652060615/?ultra_crid=4960652060615&scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_0_10001868&icm_agid=&iasid=wem_icbs_&icm_acid=255-776-8501&gclid=CjwKCAjwqMO0BhA8EiwAFTLgIK3_Xc5zT2briUiq4clgMQMmZmN5t6Rnfw-QAAOPaPbkUAhqdJ1QFxoCY8oQAvD_BwE&ifd=57&icm_cid=18512743829
紹介したイカフックの比較
名前 | JOKER | YAMASHITA | DAIWA |
1個あたりの値段 | 18円 | 43.1円 | 65.4円 |
コスパ順位 | 1位 | 2位 | 3位 |
比較してコスパ最強の仕掛け作りまとめ
ラインはクレハ シーガー
ビーズはマルイカストッパービーズ
フックはJOKER スッテフック
が当サイトが調べたコスパ最強の仕掛け用品となります。(2024/07/12現在)
価格ドットコムにないのは独自調べとなりますのでもしかしたら他に安いものがあればコメントなどでお知らせ頂けると助かります。
自作の仕掛けは微調整する事も可能なので変化を持たせることができ、マルイカの反応を引き出しやすくなります。
自作仕掛けを活用することで、釣果を確実に増やすことができます。
マルイカの動きや反応に対する柔軟な対応力を高めることにあります。これらのテクニックをマスターすれば、ベテランも納得する釣果を得ることができるでしょう。
自分のスタイルに合わせて最適化することで、コストパフォーマンスを向上させることができます。
これらの要素が全て揃うことで、マルイカ釣りの真髄に触れることができ、より深い満足感と達成感を得ることができます。上級者にとってマルイカ釣りは単なる趣味を超え、自分の技術と知識を駆使して極限まで追求する一つの“道”であると言えるでしょう。